忠孝新生駅から徒歩すぐ、華山の近くに…
ローカルの台湾人がひっきりなしに入っていくパン屋さんがあります。
日本人にとってはなかなか難易度の高い名前ですが、その名は「振頤軒(ヂェンイーシュエン)」。

まるで武田信玄の家紋「武田菱」のようにも見えるロゴマークが目印です。
今回はぜひこの素敵なお店を紹介したいとご案内いただいてお邪魔してきました。

こんなの欲しかった、一口サイズのパイナップルケーキ
こちらのパイナップルケーキは一口サイズがお土産にぴったりなうえ、
餡から自家製で丁寧に作られているので、安心して大切な方へ贈れます。
18個入り 220元
24個入り 350元
お店の方に伺ったところ、
台湾のパイナップルケーキの中の餡は、ほとんど同じ工場がOEM生産しているのだそう。
そんななか、こちらは自分たち専用のセントラルキッチンで作っているというから、すごいこだわりですね。
パイナップルケーキって重くてかさばるから、
一口サイズなら軽いし省スペースで、旅行者にとっては助かりますね。
振頤軒(ヂェンイーシュエン)の小可愛鳳梨酥(ミニパイナップルケーキ)



他に、大きい通常サイズもありました。


縫製工場の経営危機で食品製造業へ業種転換
実はこの振頤軒(ヂェンイーシュエン)、もともとは縫製工場だったそう。
台湾は過去に縫製が盛んで、世界中の案件を受けて急成長した時期があり、
振頤軒もその波に乗っていたのでしょう、
従業員は80人、平均年齢は50歳と創業時代からのメンバーが多かったそうです。
皆が「会社のみんなは大切な第二の家族」と慕い合っていたということでした。



ただ、縫製工場が中国大陸やベトナム、マレーシアといった他の国に移されるようになり
振頤軒もついに工場を閉鎖することになったそうです。
でも、そこから食品製造業へ業種転換して、今の振頤軒があるそうです。
それも台湾らしい話だなぁと思いました。
「大切な家族のため」に作るようにお菓子やパンを製造しているからこそ
無添加にこだわったり、パイナップルケーキの餡から自分たちで作ったりしているのでしょうね。
詳しくは公式サイトにも書いてあります。
https://zhenyixuan.jp/about/
今やパイナップルケーキのコンテストで数々の賞を受賞するまでになったそうです。
こういう話を聞いていると、私もまだまだ踏ん張らなくては、と力をもらいます。
台北在住者にうれしい、美味しいパンとスイーツ!
目下、私が超リピート中なのは牛乳100%で作った食パン

「牛乳100%ってどういう意味?」と思われるかもしれませんが
水は使わず、牛乳だけで作っているという意味で台湾人がよく使う表現です。笑
そのおかげで、かなりしっとりした生地の食パン。
忠孝新生駅に立ち寄ることがあると、ついつい買ってしまいます。
超濃厚チーズケーキ

カフェスペースも併設されているので、ここで軽食やスイーツもいただけます

お店でお話を伺っていたときのこと。
小学生がお店に入ってきて、ヒョイッと試食用のパンを食べて
またすぐにお店の外に出て行きました。
いつも学校帰りにこうしてつまみ食いしているんだろうな、とすぐ分かる食べっぷりでした。
それを見ているお店の方もニコニコ顔。
子どもって美味しいものは分かりますものね。
ローカルで地元の方に愛されている様子が伝わってきた、街のパン屋さんです。

振頤軒(ヂェンイーシュエン)台北 忠孝新生駅店
住所:台北市忠孝東路二段102號
最寄り駅:MRT板南線・中和新蘆線「忠孝新生駅」2番出口から徒歩約2分
電話番号:02-3322-5818
営業時間:平日7:30~21:00、土日11:30~19:30
公式サイト(日本語):https://zhenyixuan.jp/