「自宅にクリスマスツリー」の夢が叶ったという余談

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本作りが終わりました!

今朝、ここ2〜3カ月作っていた本の入稿が終わりました。
「あと3分遅かったら、12月の台北でのアートブックフェアに間に合わなかった」というギリギリの進行で、
ここ3週間くらい平日は家から一歩も出ないで作業が続く追い込みの日々が続いておりました。
(でもその分、好きな人にはかなり興味深い一冊になったのではないかと思っております!)

でも、そんな入稿も終わり! 晴れて締め切りのプレッシャーから解き放たれた開放感はすさまじく、すごく久しぶりに平日の昼間に外に出て、最高の気分を味わいました。

息子7歳の誕生日パーティも近づいてきているので、ふらっとIKEAに行ってみたんですね。
そしたら赤ちゃん用の授乳枕とか、スタイとか、忙しさにかまけて全く用意してなかったことに気付き、慌てて買い込みました。

開放感に浮かれて夢を叶えました

そして、ずっと憧れていたものをついに買ってしまいました。
それは、クリスマスツリー!

今朝入稿が終わった本の内容は、オフィシャルからまだ情報が出てきていないので伏せますが
ざっくり言うと、台湾のカルチャーに関する本です。

ツリーを買いながら思い浮かべた、台湾人の言葉

私は今回たくさんの台湾人をインタビューさせていただき、どの方からも印象的なメッセージをたくさんいただいたものの、スペースの関係で、本に掲載できなかった言葉もいくつもあります。

その中の一つに、こんな言葉がありました。

「台湾はいつもこの先どうなるか分からない状況に置かれている。
だから、物を持つにも”良いもの”を持とうという価値観にまで発展できなくて、いつも”物はその用途に使えれば良い、安ければなお良し。使いやすさや品質までは追求しない”という価値観でここまで来ました。
でも最近になってその価値観は変わってきました。物があふれてきて、みんなはより良いものを選んで手に入れたいと思うようになりました」

他の日本人が聞いたら「ちょっと昔の日本と同じだな」と思うのかもしれません。
でも私には、自分と重なって聞こえてきました。

この先どうなるか分からない環境で、物を増やしたくないという意思が生まれる

私は約6年間シングルマザーでしたし、
台湾→長野県小谷村→白馬村→台湾と、移動ばかりしています。
台北でも、もう7回くらい引っ越しを経験しています。

近くに幼稚園があるかどうかも考慮しながら、一週間で次の部屋を見つけて引っ越さなければならないようなこともありました。
就労ビザがないと台湾にいることはできないので、いつ台湾から出て行くことになるかも分かりません。
自分で選んだ道ではあるものの、まさに、いつもこの先がどうなってもいいように行動するべき状況に身を置いていました。

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だから、荷物は最小限。なるべく増やさない。
ずっとそうやって暮らしてきました。
昔から環境に対する意識が高かった(自分で言うのもなんですが)ので、一度買ったものはできるだけゴミにしたくないという気持ちが強いのもあるのだと思います。

ゴミにせず、ずっと使い続けたい憧れのアイテム

でも私にはずっと憧れていることがありました。
それは、家にクリスマスツリーを飾ること。

私が小さかった頃、転勤族だったのでいつもプラスチック製のツリーでしたが、毎年ツリーを飾るのがとても好きでした。
父が本物のもみの木を切ってきて、それをクリスマスツリーにしてくれたこともあります。
クリスマスが好きなのは、温かい思い出なのは、家族でツリーの飾り付けをしたのが楽しかったからだと思います。

私も息子にそんな体験をさせてあげたい、ずっとそう思ってきました。
でも実際は、毎年100円ショップで買ったミニツリーを卓上に飾ることくらいしかしてあげられませんでした。

でも昨年台湾人の彼と再婚して、たぶんこれから先もしばらくは台湾にいるだろう、と思えました。
金銭的にシングルインカムではなくなったという安心感も大きく、今日、いよいよ夢だったツリーを購入しました。

どれだけ嬉しかったことか!

小さくても、温かい思い出がきっと将来の彼の力になるから

週末に息子と一緒にツリーの飾り付けする約束をしました。
旦那さんは、仕事がひとつ片付いたと思ったらその足で大量に買い物をしてくる私を責めることもなく
「いい買い物したねー」とニコニコしてくれています。

そんな私には、台湾の今が他人事ではなく思えます。
自分の置かれた環境がどんどん変わっていく中で、大切なものをきちんと見つめていられる自分でいたい、そう思いました。

久しぶりに(たぶん三カ月ぶりくらい)夕食を私が作り、久しぶりに食後に息子とリビングで過ごしました。
息子が嬉しそうにお絵かきを始めました。
クリスマスツリー

ツリーを出していないのに、もういい思い出になり始めたみたいで、ちょっと泣きそうです。
笑顔のある温かい思い出を、小さくてもいいからできるだけたくさん作ってあげたいと思います。
それがきっと彼の将来、心が折れそうな時や、家族を作る時、力になってくれると思うから。

めちゃめちゃ嬉しかったので、つい書いてしまいました。
もっと書かなきゃいけないことがあるので、また時間を見つけて書きたいと思います!汗


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