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料理研究家の脇雅世さんが発起人となり、
料理研究家さんや料理人さんが、”家にある材料で作れる簡単なレシピ”をアップするという「料理リレー」。
青木由香さん→親愛なるTaipeiGohanと続いて、私にもバトンが回ってきました。
どうしましょう、私は料理を食べる専門なのです。
でも我が台湾人夫のスティーブンは副業料理人なので、彼に頼んで作ってもらいました。
ズルくてすみません！
私の大好物「蕃茄炒蛋（ファンチエチャオダン・ふわふわ玉子とトマト炒め）」レシピです！
台湾人がまず覚える家庭料理といえば、この一品です。
簡単で、材料も普段冷蔵庫にあるもので大丈夫。我が家の子どもたちも大好きです。
結婚前に日本の実家に初めて彼を連れて行った時、彼が両親に作ってくれたのもこの蕃茄炒蛋。
なんといっても材料がシンプルですぐ作れて、失敗しにくいからです。
トマトの酸味と、ふわとろの玉子がこんなに合うなんて・・
「なぜ私は台湾に来るまで知らなかったんだろう？」と思うくらいのベストマッチぶり。
これを白いご飯にかけ、親子丼のようにしていただくのが台湾流。
わかめスープでもあれば、台湾に行ったような気持ちになれるはずです。
ちなみに、なぜか日本の中華料理屋さんにありがちなグリンピースは、ここ台湾では入れません。
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［材料（4人分）］
- トマト2個（くし切り）
- 卵3〜4個
- ネギの青いところ（薄切り）
- （調味料）
- 塩、ケチャップ
［作り方］
- ①たっぷり油をひいたフライパンでとき卵を炒め、火が完全に通る前に器に移す。
- ②油をひかずにトマトを炒め、火が通ってくたっとなってきたところに先ほどの卵を戻す。
- ③塩、ケチャップで味付けする。
- ④お皿に盛り、ネギを散らしたらできあがり。
コツは、玉子をなめらかなふわとろに仕上げること！
スクランブルエッグではなく、ある程度のかたまりになって、トマトと絡むのが理想です。
卵の状態は写真を参考にしてみてくださいね。
旅行に行けない今だからこそ、おうちで台湾の家庭料理はいかがでしょうか？
台湾の旅行本などをお読みいただけば、さらに気分が盛り上がるかと♡
「料理リレー」を始められた脇雅世さんからのメッセージ
世界中が危機感であふれている毎日です。
今週末は外出自粛という事でおうちで過ごす時間が長くなりました。
こんな時に皆さんと料理でつながることができたらと思い「料理リレー」を試みたいと思います。
いつもお家にある材料で簡単に作れる一品を紹介します。わざわざ買い物に出なくても済む、料理作りのヒントになれば幸いです。
次の料理家の友人2人に思いを込めてバトンをつなぎます。料理を生業とする私達から、ご覧いただいた皆さんがハッピーになることを願って。
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