5歳になった息子に贈るキプリングの詩『If-』

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ものすごく久しぶりの更新になってしまいました。
いろいろ書きたいことは溜まっているのですが、まずはこちらを。

お礼:息子が五歳になりました

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台湾人の友人が作ってくれた特製のお誕生日ケーキ。中にはパッションフルーツのムース。愛情たっぷりで泣けます。

台湾へ来たのが2011年の2月。
妊娠したのがその翌月。

ちょうどその間、妊娠前からこのブログを始めていたのですが、
そんな息子ももう5歳になりました。

それもこれも周りの皆様のおかげ、
そして私との大人ペースな生活についてきてくれた息子自身のおかげです。

息子が5歳になる直前のこの一週間は、
幼稚園が超病毒のためクラス閉鎖になりました。

一週間ってすごく長い時間です。
大事な会議も入っていたので、どこか一時預かりに預けられないかなと思って連絡したりもしましたが
息子自身にも超病毒感染の疑いがあるということで
受け入れ先はありませんでした。

仕方なく一週間、自宅で息子といながら仕事することになったわけですが
(インターネットの仕事じゃなかったら、私は生きていられただろうか?)
息子の成長を感じることもできました。
最後の2日間は、自分ひとりでお昼寝もしてくれたし、
Skypeでの会議中は声を出すこともなくYouTubeを見ていてくれました。

もちろんオフィスに不在でマイナスだった面もありますが、
5歳直前の息子と一週間という長い時間を一緒に過ごせたことが
きっと私の残りの人生で大事な思い出になるんだろうな、という予感がしました。

別に何か目標を達成したわけでもないし、放っておいても子どもは勝手に大きくなるという解釈もあると思います。
またおおげさな、と思われるかもしれません。
それでも、息子が5歳を健康で迎えられて、それを嬉しいと思えることがかけがえのないことだと
私は知っています。
だから、息子と私について応援してくれているすべての方にお礼申し上げます。

社長が、5歳になる息子に詩を紹介してくれました。
「やえちゃんはソウタをこんな男にできたらいいんじゃないですかね」と。
このキプリングの詩は、父親から息子への教えとして書かれたそうです。

引用してご紹介させていただきたいと思います。

”If—” ジョゼフ・ラドヤード・キップリング Joseph Rudyard Kipling

If

If you can keep your head when all about you
Are losing theirs and blaming it on you,
If you can trust yourself when all men doubt you,
But make allowance for their doubting too;
If you can wait and not be tired by waiting,
Or being lied about, don’t deal in lies,
Or being hated, don’t give way to hating,
And yet don’t look too good, nor talk too wise:

If you can dream—and not make dreams your master;
If you can think—and not make thoughts your aim;
If you can meet with Triumph and Disaster
And treat those two impostors just the same;
If you can bear to hear the truth you’ve spoken
Twisted by knaves to make a trap for fools,
Or watch the things you gave your life to, broken,
And stoop and build ’em up with worn-out tools:

If you can make one heap of all your winnings
And risk it on one turn of pitch-and-toss,
And lose, and start again at your beginnings
And never breathe a word about your loss;
If you can force your heart and nerve and sinew
To serve your turn long after they are gone,
And so hold on when there is nothing in you
Except the Will which says to them: “Hold on!”

If you can talk with crowds and keep your virtue,
Or walk with Kings—nor lose the common touch,
If neither foes nor loving friends can hurt you,
If all men count with you, but none too much;
If you can fill the unforgiving minute
With sixty seconds’ worth of distance run,
Yours is the Earth and everything that’s in it,
And—which is more—you’ll be a Man, my son.

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引用:wikipedia

勝手な和訳(意訳)

英語がダメな私の勝手な意訳なので間違っている部分もあると思います。
原文を読んでいただいた方がいいと思うのですが、
練習のために書いてみます。
もしこの英文はこういう意味ですよというのがあれば、ぜひご教授いただけたら嬉しいです。

もし

もしあなたがすべてを失い、人々から非難されても冷静でいられるなら、
もしあなたがすべての人から疑われても、そのことを許し、自分自身を信じていられるなら、
もしあなたが待つことに疲れず、
嘘に惑わされず、嘘に反応することなく、
嫌われても、嫌われたことに惑わされず、
人に良く思われようとか、賢く見られようとしなければ

もしあなたが夢を持ち、そして夢に踊らされないなら、
もしあなたが思考することができて、そして考えること自体を目的にしないなら、
もしあなたが成功と惨事を経験しても、それらをどちらも同じように大事なものだと扱えるなら、
もしあなたが話した真実を心ない誰かが愚かな人を騙すためにねじ曲げて伝えていると知っても耐えることができて
あなたが人生をかけて創ってきたものが壊されても
もう一度くたびれた工具を手に取り、はじめからやり直すことができるのなら

もしあなたがあなたが積み重ねてきた勝利とリスクのすべてを
たった一回のコイン投げに賭けられる勇気を持ち合わせていて、
もし負けても弱音を吐かずにまたはじめからやり直せるのなら、

もし心も身体も限界で、
“もう少しだけ耐えて”と自分に言い聞かせる気力しか残っていなくても
精神と活力を保てるのなら

もしあなたがあらゆる人と話をしながら自分を見失うことがなく
立派な地位を得ても一般的な感覚を持ち続けられるのなら、
もし愛する人と敵対する人どちらからも傷つけられないでいられるなら、
もしすべての人が君を頼りにして、それでいて期待しすぎずにいてもらえるなら、
もしあなたが当たり前の1分を長距離走の60秒と同じように精一杯過ごせるのなら、

息子よ、君は地球上のすべての大事なことを備えた、立派な男だと言えるだろう。

キプリングについて

ジョゼフ・ラドヤード・キップリング (Joseph Rudyard Kipling, 1865年12月30日 – 1936年1月18日) は、イギリスの小説家、詩人で、イギリス統治下のインドを舞台にした作品、児童文学で知られる。ボンベイ (ムンバイ) 生まれ。19世紀末から20世紀初頭のイギリスで最も人気のある作家の一人で、代表作に小説『ジャングル・ブック』『少年キム』、詩『マンダレー』など。「短編小説技巧の革新者」とみなされ[1]、児童向け作品は古典として愛され続けており、作品は「多彩で光り輝く物語の贈り物」と言われる[2][3]。1907年にノーベル文学賞を、41歳の史上最年少で、イギリス人としては最初に受賞[4]。他にイギリス桂冠詩人、爵位などを打診されたが辞退している[5]。
引用:wikipedia

5歳の息子は
まだこの詩どころかひらがなさえパーフェクトに読むことができないので
私がこの詩をできるだけ理解して、教育の中に取り入れていこうと思います。

そしていつか、どの言語でもいい、
この詩を自分なりに理解できるようになったとき
私と一緒に田中さん(社長)に感謝しようね。

それまでこのブログを続けていられるのか分からないから
早く大きくなって。笑