致命傷にならない程度のネタばれあり:12年かけて撮影された家族がテーマの映画『6才のボクが、大人になるまで。』

台湾台北で幼児教室を経営している大学時代のクラスメイトから
おすすめされた映画『6才のボクが、大人になるまで。』(原題:Boyfood)

6才のボクが大人になるまで,映画感想,DVD,boyfood

主人公の男の子が6歳の頃から話は始まります

映画『6才のボクが、大人になるまで。』予告編

どんな映画?

『ビフォア』シリーズなどのリチャード・リンクレイター監督がメガホンを取り、6歳の少年とその家族の12年にわたる軌跡をつづった人間ドラマ。主人公を演じた新星エラー・コルトレーンをはじめ、主要人物4人を同じ俳優が12年間演じ、それぞれの変遷の歴史を映し出す。主人公の母をパトリシア・アークエット、母と離婚しアラスカに行ってしまった父をイーサン・ホークが熱演。お互いに変化や成長を遂げた家族の喜怒哀楽を刻み付けた壮大な歴史に息をのむ。
ストーリー:メイソン(エラー・コルトレーン)は、母オリヴィア(パトリシア・アークエット)と姉サマンサ(ローレライ・リンクレイター)とテキサス州の小さな町で生活していた。彼が6歳のとき、母は子供たちの反対を押し切って祖母が住むヒューストンへの引っ越しを決める。さらに彼らの転居先に、離婚してアラスカに行っていた父(イーサン・ホーク)が1年半ぶりに突然現れ……。

英題:BOYHOOD
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2014年11月14日
上映時間:2時間45分
配給:東宝東和

(C) 2014 boyhood inc. / ifc productions i, L.L.c. aLL rights reserved.

引用:シネマトゥデイ

たくさん受賞もしているそうです

受賞歴などはWikipediaにまとまっていました。

致命傷にならない程度のネタばれを含んだ感想

クリスマスに友人宅でパジャマパーティしながらDVDを借りて観ました。
すさまじく良かったです。
泣けるとか泣けないとかそういったキャッチーなフレーズで表現される枠にも属さず、
じんわりと沁み入る映画でした。

観る人によって感じ方は本当に異なると思います。

主人公の僕と、その姉(監督の実の娘さんだそうです)、そしてその両親(離婚する設定)。
この4人の主要人物を同じ俳優さんが12年間演じ続けることでまず話題になったそうですが、
登場人物のそれぞれに自分を重ね合わせたり、誰かを想い浮かべて観る方も多いと思います。

私もおそらく20代後半だったら、主人公と自分を重ね合わせて観ていたと思います。
でもやっぱり息子を持った今は、母親の角度から観入ってしまいました。

息子がマリファナをして帰ってきた時、
再婚相手への苦悩(なぜかこの母親は失敗から学ばない。対して実の父親はちゃんと学んでいるところも心にグサグサくる)、
思春期の息子が再婚相手とぶつかる時、
息子に恋人ができた時、
そして…もう思い出すだけで泣けるんですが息子が巣立っていく時…

あらゆるシーンに自分を重ね合わせてしまいます。

そして、それぞれ立場も状況も異なるけれど、
大好きな友人と一緒に観た後に語り合えたのも嬉しかったです。

この作品は、半年後や一年ごとなど、定期的に一緒に観たいね…ということになりました。笑

12年間撮り続けたからこその劇中の音楽と背景・小物にもキュンキュンします

12年間をしっかり実感させてくれる背景

  • 初代iMac(うちの実家はオレンジだったなー)
  • ハリー・ポッターを読み聞かせたり、仮装して新作を買いに行ったり…
  • ドラゴンボール(まさかの魔人ブー登場)
  • ゲームボーイとWii…
  • オバマvsジョン・マケイン選挙(今やトランプですよ…)

中年のハートを射抜かれた音楽の変遷

音楽も時代を象徴するナンバーがかかってきてその都度ワクワクします。

  • Coldplay
  • Weezer
  • Britney Spears
  • Sheryl Crow
  • The Hives
  • Phoenix
  • Daft Punk
  • Lady Gaga…

日本でも台湾でも観れる!

さすがのAmazon

なんと400円でAmazonでレンタルできるみたいです!
購入しても999円。

あらゆる端末で観れるらしいです:

  • iPhone、iPad
  • Android
  • PC
  • WiiU
  • Playstation
  • Kindle
  • Blu-rayプレーヤー/Blu-rayレコーダー
  • TVなどなど

台湾でもレンタルDVDありました!

台湾のDVDレンタルショップでも『年少時代』の名前でレンタルできました。
もしご興味ある方はぜひ。

ちなみに映画好きな台湾人スタッフの女の子(20代後半・未婚)とこの映画の感想を話していたら、
若いのにけっこう親思いな感想を言ってくれて
良い映画には国境ってないんだなーと思いました。

公式サイトはすでにクローズされていますが、
DVD販売会社のFacebookページで関連情報がたくさん更新されているようです。

こちらは英語版の公式Facebookページ。