縁結びの神様「月下老人」のもとへ!(台北霞海城隍廟)

スポンサーリンク

「月下老人」とは縁結びの神様を意味するそうで、
台北ではもう一カ所、龍山寺にもいらっしゃいます。
本で読んだのですが、昔の逸話にこんなのがあるそうです。
月夜の下で、下を向いて熱心に本を読んでいるおじいさんがいて、
若者が「何をしているの?」と聞くと
(↓はっきり覚えてませんがざっくり言って)
「この世の男女の縁組み帳を見ているんだよ」と答えたことから
こう呼ばれるようになったとか。
なんだかとてもロマンティックです。
----------------------------------------------------------------------------
白く長いひげに、赤い頬で始終微笑んでいる。
右手には杖、
左手には誰と誰が結婚するのかが書いてある「婚姻簿」を持つ縁結びの神様は、
未婚の男女に赤い糸を授け、良き伴侶が得られるよう、手助けしている。
2010年には、良縁に恵まれたカップル6566組がお礼参りに訪れた。
既婚者には、夫婦・家庭円満、人間関係がされに良くなるというご利益がある。
このように、月下老人は霊験あらたかな神様として、
人々の間で賞賛されている。
(日本語パンフレットより引用+「てにおは」的な所と誤字に手を入れました)
----------------------------------------------------------------------------
こちらの「台北霞海城隍廟」は
台北市の西側、古くて歴史の深いエリア「迪化街」にあります。
「迪化街」は、乾物や布地問屋のワンダーランドのような場所です。
私はこのエリアに立ち入る際、ご挨拶にお参りしてみました。
縁結び 月下老人 台北霞海城隍廟
縁結び 月下老人 台北霞海城隍廟
金曜の夕方に行ったので、
人もそんなに多くありませんでしたが、
地元の女の子たちが、ちらほら来ていました。
国が違っても、女の子は女の子ですね♡
どんなことをお願いするんでしょう・・・?
縁結びの神様としてかなり有名なようですが、
同じ廟内には他にもたくさんの神様が祀られていました。
古いエリアなので、歴史のなかで、たくさんのご加護があったのでしょう。
パンフレットによれば、こんな神様がいらっしゃるそうです。
■城隍爺(ご利益/無事息災・金運上昇)
■月下老人(ご利益/縁結び)
■義勇公(ご利益/悪者を追い出す・旅の安全)
■城隍婦人(ご利益/夫婦円満・家庭円満)
■菩薩(ご利益/知恵を授かる・心の平和)
台湾の人々はとても信心深く、
神様を大切にされているのが伝わってきます。
参拝方法も、ひとつひとつ意味があって、順序があります。
それらを私たちの言葉で紐解いて紹介できたら、
それはとても興味深いものになると思います。
言葉の分からない私にはまだまだ難解ですが、
大切なみんなの神様だからでしょうか、
日本語で書かれたパンフレットも用意してくれていました。
細かな参拝方法も、ボランティアさんがジェスチャーと少しの日本語で
丁寧に教えてくださいました☆
雰囲気的に、東京大神宮に似ているなぁと思ったのでした。
■「月下老人」のいる「台北霞海城隍廟」
迪化街一段61号
問屋街の中でもひときわ大きい「永樂市場」という大きな建物の隣です。
▼公式サイト(中国語ですが、日本語もいつか対応するつもりの模様)
http://tpecitygod.org/hot-news.html
このサイト、とても写真がきれいです。
▼「台北ナビ」さん掲載記事
http://www.taipeinavi.com/miru/94/
参拝費用
■金紙(お供え用の紙)と線香3本 50元
■「お供えセット」(初めての人のみ)260元で内容は以下の通り
 ・「鉛銭」:鉛のお金でお守りとして使う
 ・「紅絲線」:大切な赤い糸!これもお守りとして使う
 ・「喜糖」:お参りすると最後に飲ませてもらえる「平安茶」の材料になるので
 こちらの廟に置いて行く
 きっと、お守りをおまけでくれると思います。
 このお守りの中に、「紅絲線」と「喜糖」を入れて肌身離さず持っているといいそうです。
▼お守り
お守り 月下老人 台北霞海城隍廟
▼私、なぜか昔から狛犬が好きで色々見てしまうのですが、
こちらの狛犬、かなり好きな感じです♡
縁結び 月下老人 台北霞海城隍廟
縁結び 月下老人 台北霞海城隍廟

スポンサーリンク