台湾のコーヒーブームの今を感じるイベント「Culture & Coffee Festival in Taipei」にお邪魔しました

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台湾のコーヒー&カフェブーム

台湾で暮らしていると、今は空前のカフェ&コーヒーブームの最中にいることを感じます。
2011年に台湾に来たころは、まだポツポツとカフェがあるくらいで
おしゃれな見た目に嬉しくてお店に入っても、ほとんど牛乳の味しかしないラテが出てきて肩を落とす、みたいなことが当たり前でした。

でも今では街のいたるところにコーヒースタンドができ、
美味しいコーヒーを出してくれるカフェも本当に多くなりました。前に比べたらずっと。

台湾のコーヒーの生産と貿易についてざっくりおさらい

  • 台湾のコーヒー業界は2008年くらいから最大1.4倍のペースで成長している。
  • 2012年でコーヒーの粉の売上額は3,000万元であったが
    以下にあるように、その下流のビジネスの売上額の方が高い。
    コーヒー製品卸売業(コーヒー飲料を除く) 売上額65億元
    コーヒースタンドやコンビニでのコーヒー販売売上額 100億元近く
    カフェ 売上額80億元
  • 国内で生産されるコーヒー豆の生産量も2008年から2013年の五年間で3倍成長
  • 2001年時点で海外から輸入されるコーヒーの総量が1.4万メトリックトン(1メトリックトンは1000kg=1メガグラム)
    台湾で生産される生コーヒーは4.1メトリックトンだった。
  • 2012年のコーヒー輸入量は2.7万メトリックトン、貿易額はおよそ48億台湾元と過去最高額に達した
    生コーヒー輸入量 1.6万メトリックトン
    台湾国内での生産量732メトリックトンと大きく増加しているものの、国内での生コーヒー豆の供給量のうちわずか4%
  • 台湾で生産されたコーヒー豆は生産コストが高くなってしまうこともあって
    市価が輸入物の4~5倍
    (輸入物がだいたいキロあたり100~150元であるのに対し、台湾産のものは400~450元)
  • 出典:財政部統計室2013年11月発表
  • 出典:中央社即時新聞「台灣咖啡產業發展現況」2016/03/23 

台湾ではコーヒー豆の生産量はとても少なく、貴重なものなのなんですね。
そしてみんなカフェが好き。日本人と気が合いそうですね。

私の身の回りにも毎日のお昼ごはんは節約していても、ふだんはコーヒーを飲まなくても
休日にはやっぱりおしゃれなカフェに行って抹茶ラテを飲む女の子がいます。

友達の彼氏はふだんから自分でかなり上手にコーヒーを淹れて飲んでいて、
日本にブルーボトルコーヒーができたら豆を大量買いしてきて、飲ませてくれました。

一人ひとりカフェやコーヒーの楽しみ方は違うけど、
みんながあのほっとする憩いの場やひとときを求めているんだなぁ、と思わせられます。
確かにその気持ちに日本人も台湾人も関係ないですよね。

あとはInstagramが流行っているというのもやっぱりこのブームを牽引してくれているんだろうなとは思います。
素敵な空間で、素敵な写真が撮れたら嬉しいですもんね。

そんなわけで、
今は私が知らないたくさんの本格カフェやロースターが台北だけでなく全台湾中にたくさんあるのだそう。

5,000人が行列したイベント「Culture & Coffee Festival in Taipei」

先日、台北の華山で行われた
FujinグループのHave A niceが手がけるイベント「Culture & Coffee Festival」にお誘いいただいたので
これはそんなカフェ&コーヒーブームの中心にいる人たちを垣間見ることができるチャンスだと思い、
楽しみにお邪魔してきました。

台風直撃かも?という悪天候のなか、2日間で5,000人が行列という盛況ぶり

東京のONIBUS COFFEE
台湾で阿里山コーヒーを広めるGoodman Roaster
台北でカフェも開いている人気のロースターSimple Kaffa という
台湾のコーヒー&カフェ業界のパイオニアたちがHave A niceと一緒になって開催されたこちらのイベント。

台湾各地のロースターたちが、40のブースに対して140もの出展エントリーがあったとのことで、熱気ムンムンなのが伝わってきます。
日本からもたくさんの有名なロースターがこのイベントに参加するために来台されていました。

出展側からも相当な熱量が感じられますが、
イベント来場者も相当の気合が入っていて
この週末はちょうど大きな台風が台湾を直撃するとニュースでも話題になっていたところ、
そんなのお構いなしにコーヒーラバーが5,000人も行列を作ったというから本当にびっくり。
台湾人って本当に熱いですね。

写真で行きます、イベントレポート!

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台風が台湾を直撃しそうだというのに、すごい行列!
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会場は人でいっぱい!コーヒーのいい香りもいっぱい♡
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Goodman Roasterさんのコールドブリュー、めっちゃ美味しかったです。
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Goodman Roasterさんのブース
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Goodman Roasterさんのブース
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総仕掛け人のHave A nice代表・小路さん。
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われらがクライアント、URBAN RESEARCH台湾さんも参加されていてびっくり!
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URBAN RESEARCH台湾さんは、snowpeakさんとコラボされていました。おしゃれ…!
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台湾にもちゃんとコーヒーとカフェの専門誌があるんですね。
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専門誌はこんな感じ
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陽明山にあるカフェだそう。
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陽明山のカフェ
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陽明山のカフェでは、アイスラテをいただきました
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5歳はコーヒーは飲めないので、アイスクリームで。
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人気投票が行われていましたよ

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私は息子がコーヒーをまったく楽しめないので一瞬しかいられなかったのですが、
自分が好きなコーヒーを知るためのワークショップなども実施されていてとても盛り上がっていました。

▼ Have A niceによるイベント報告

▼ 当日会場の人気投票が発表されたらしいです

来年もあるのかな?「Culture & Coffee Festival in Taipei」基本情報

開催日時:2017年7月29日(土)&30日(日) 12:00-18:00
場所:華山1914文化創意産業園区(紅磚六合院西2館B棟)
台北市中正區八德路一段1號
入場料:100元
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/events/1691432367817684/
主催:Culture & Coffee Festival in Taipei 実行委員会
メインビジュアル:CHALKBOY

今年の12月には「Culture & Art Book Fair in Taipei」も

このイベントを手がけたHave A niceさんは今年の12月に第二回目となる「Culture & Art Book Fair in Taipei」も開催予定です。
もしご興味ある方はぜひ^^
https://www.facebook.com/events/1709677742670600/

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